FANTANAの演奏を聞いてくださった皆様、ありがとうございました。
前のバンドが2曲演奏したあとスタンバイ、さあ、行くぞ!と思ったら
ベースの音が出ません。
リハでチェックしてあったはずなのに。
暑さでシールドがダメに?
アンプが?
すったもんだして結局アンプを交換することに・・・。
さあ、やっと演奏、と思ったら今度はピアノのモニターが出ていない。
随分お待たせしてしまいました。
PAはプロのPAやさんではなく、いつも一緒に出るバンドのグループの方が機材一式を持ってきてひとりで切り回してくださっており、多少の波乱はあっても、無事に本番が進行できたらそれでOKでございます。
アイアイさん、けんちゃんさん、本当にいつもありがとうございます。
今回、うちのとしては、モニターからのかえりがとてもよくて気持ちよく唄わせていただきました。
PAに関しては、どうしても(特に野外では)音の拡声、電気的な調整が必要な音楽の辛さ、
自分の努力では如何ともしがたい部分です。
始まってしまったらもうお任せするしかありませんし。
昔、8人組のゴスペルコーラスで、かつてのジャズの師匠(From USA、アフリカンアメリカンのジャズシンガー)と一緒に舞台に立たせてもらっていたころ、リハーサルのときの師匠のサウンドチェックの厳しさには本当に驚いたし、結果次々とPA屋さんをお払い箱にする(本番のたびにPAさんが交代する、もしくはハコが変わる)のにもびっくりしましたが、プロのシンガーとしては、PAさんの仕事によって、自分への評価も大きく左右されるのですから、当然といえば当然なのかもしれません。とはいえ、技術者のみなさんもプライドを持って仕事をされているわけで、師匠の言い分が100%正しかったかどうかは怪しいかもしれません。シンガーは自分の唄っている音をお客さんサイドからチェックすることは出来ないのですから。
学校で随分勉強する、もしくは若いときから現場で先輩について厳しく技術を叩き込まれるなどしてこられた「職人さん」なのですものねー。注文はガンガンつけても、技術者へのリスペクトは忘れたくないものです。喧嘩しちゃったら、結局はいいステージをつくることはできないんですから。
野外で唄うのは、体力勝負。終わったらヘロヘロでした。
一口目のビールの美味しかったことといったら!
スローニン
2012/08/03 at 08:27
毎回楽しくブログを見させていただいております。
8月2日久しぶりに、うちのさんの素晴らしい歌声とファンタナさんの素敵な
演奏を聴けて、楽しい時間を過ごせました。
歌われた6曲のうち、1曲目と5曲目以外は、聞き覚えのある曲で好きな曲
が多くよかったです。
2曲目の「イッツ・オンリー・ペーパー・ムーン」はナットキングコールの歌で
聞き覚えがある大好きな曲です。
3曲目の「帰ってくれたら嬉しいわ」は、家に帰った時に、あなたがいたら幸
せというラブソングで、コール・ポーターの名曲ですよね。
4曲目のキャロル・キング「空が落ちてくる」6曲目のザ・ブーム「風になりた
い」もあり、うちのさんのラブソングに魅了されたひとときでした。
nobunobunobee
2012/08/03 at 20:28
スローニンさま
コメントありがとうございます。楽しんでいただけたようで、とても嬉しいです。
そうなんです。「帰ってくれたら嬉しいわ」という邦題が、随分有名になってしまっていますが、実は、あなたがいてくれる家は、帰るべき場所」というような意味で、帰るのは、あなたでなく、自分なのですよね。
大好きな、”Someone to watch over me” なども、いまだに「誰かがわたしを見つめている」という邦題がそのままになっていますが、あれは、「誰かわたしを見てくれる人が、いるかしら? いつか現れるかしら?」という唄なので、かなり意訳とはいえ、「優しい伴侶を」の方がぴったりくると思います。
古いジャズにはこうした誤訳は結構あるようです。
暑い中、本当にありがとうございました。