昨夜の比叡平TomaTomaでのLa Fiesta ライブに来てくださった皆様、ありがとうございました。
昨日は、朝から、ちょっと堅いお仕事があったので、それなりの堅い服装をして、夜のための衣装を詰め込んだスーツケースをゴロゴロ押して出かけました。午前中に仕事を終えて、駅の総菜屋さん(隅に椅子が置いてあって、そこで食べることが出来るようになっている)で、おにぎりを頬張ってから京都に向けて出発しました。時間は充分にあったのですが、午前中の立ち仕事でかなり疲労を感じていたので、夕方の予定の前に、ひと寝入りしておきたかったので、お昼ご飯の時間が惜しかったのです。中途半端な時間だったからでしょうか、電車が混んでいなくて、座れてラッキーでした。電車でまず一休み。(爆睡)
リフレクソロジーのお店が待ち時間無しだったので、入りました。足裏の「反射区」というのも、今のところは確かなエビデンスはないようで、医療的な効果を信じているか、というとそうでもないのですが、薄暗い部屋で、高級な椅子(あれ、高いんですよね。ほしいわあ。)に寝転がって、ヒーリングミュージックを聴きながら、他人様に美しくもない足を揉んで頂く、もうそれだけで、リラックス効果は絶大。わずかな時間で熟睡して記憶がないこともしょっちゅうです。
リフレッシュしたところで、ホテルにチェックイン、今回、春の京都を甘くみていて、予約をするのをぐずぐずしていたために駅前のリーズナブルなホテルはみんな満室になってしまい、駅から少し歩いたところにある某ホテル泊となりました。なんだかわからないけど、ホテルの都合で、という説明つきで最上階、プレミアシングルだ!(といっても、高級ホテルという部類のホテルではぜんぜんないので・・・・)
ベッドがとても寝心地がよかったです。掛け布団も毛布じゃなくて、ちゃんと布団。これは嬉しい。
なにより嬉しかったのは、大浴場があって同じ階にあること。25時まで・・・うーん夜の1時までに帰ってこられたら入れそう。
夕方に車で拾ってもらって比叡平に向かいました。車は鴨川沿いを北上します。散りかけの桜がまた風情があって、なんともいい感じ。街は観光客で溢れています。一緒に行ったメンバー二人は京都在住、見慣れた景色なので、なんの感慨もなさそうでしたが、わたしは、後部座席に陣取り、おのぼりさんのように、きょろきょろと京都観光を楽しみました。
北白川から比叡山に向かう山道に入ると、風景は一変。こちらは今、桜が満開です。樹齢もかなりと思われる大きな桜が咲き誇っています。 比叡平に着いてみたら、鶯がよい声で鳴いています。冬のコートを持ってくるべきだった、と思うような寒さ。1ヶ月は季節が戻ったよう。
お店に到着してセッティングしておりますと、なんだか太ももの辺りがちくちくと痛みます。それも数秒ごとに痛みが・・。なんだろ?と思いながら、暫くはごそごそと足を掻いたりして(まあ、お下品だこと)おりました。でもなんだかじっとしているのに、痛む場所が動いてる。(???)思い切ってスカートをめくってみると・・・。「ぎょえー!」なんと!4センチほどもある尺取虫が!これが(口でじゃないと思うんだけど・・)身体を縮めるたびに、足を噛んでいたのでした。いやあ、びっくりした・・・。びっくりした後はまじまじ観察してしまいました。手近につまむものもなかったのでかぶれませんように、と祈りつつ素手で、引き剥がし外へ。いったい何処から来たのやら、自然の多く残る比叡平ならでは、なのか、はたまた京都市街にいるときから飼っていたのか・・・。
リハーサル中。
予定を少し遅れて8時前にステージはスタート。皆さん、とってもノリがよくて、本当に気持ちよく唄わせていただきました。アンコールでは、マシュ・ケ・ナダの「オバ!オバ!」もご唱和いただきました。
ライブの後、地元のものをふんだんに使ったお料理を頂いて、その味に一同大感激。蕪を網で焼いたものを梅肉をつけていただくのも、筍も、小魚(名前を聞いたのに失念)の揚げ物も、ニラ饅頭も、茄子と冥加の漬物も、どれも唸ってしまうほど美味でございました。
おいしー!
ホテルに帰ってみたら、まだお風呂に間に合う時間。「きっと貸切だわ」と思って急いで駆け込んでみたら、なんと大勢の人が。子供さんまで。皆さん京都観光をめいっぱい楽しんで遅くなったのでしょうか、それとも遅くまでお仕事かな?
ゆったり大きなお風呂に浸かって極楽気分。部屋で缶チューハイをプシュッっと・・・。(ちゃんと用意してから出かけるあたりが・・)電気を消したのは2時ぐらいでしたか、大抵ホテルでは空調の音や乾燥が気になって熟睡できないことが多いのですが、今回はぐっすり。気が付いたら朝でした。
京都駅で、観光客に混じってお土産を物色。観光シーズン、外国人の観光客もたくさんいて、日本語しか書いていない食品の容器(ヨーグルト)を耳のそばで振って、中身を探っている姿がお茶目でした。教えてあげよかな・・・と思いながら英語話す人かどうかわからないので遠巻きに見ておりました。そのエリアはお土産と一緒にお弁当なども売っており、隣のカフェで食べてよいことになっています。パンとコーヒーを買って軽く朝食を、と席に着いたら、先ほどの外国人、ヨーグルト、結局果敢にトライしたようで、お隣で食べておられました。。さて、期待通りでしたでしょうか。また、別のテーブルでは、牛乳だと思って豆乳を買ってしまった、これまた外国人のご夫婦が「失敗したあ・・・!」と嘆く姿も。いやあ、見知らぬ場所への旅の醍醐味ですなあ・・。
と、わたくしも旅気分を満喫し、無事に帰宅いたしました。
お世話になった皆様、ありがとうございました。
盛りだくさん!な週末でございました。