心斎橋Soleilでのライブにお越し下さった皆様、ありがとうございました。
ピアノの星野正生さん、ベースの鈴木まさゆきさんと3人でスタンダードジャズとボサノバでお楽しみ頂きました。
初めてお邪魔するお店、初めてご一緒するベーシスト、お店の名前も勘違いという体たらくで、とても緊張しましたが、お店も繁華街のバーなのにアットホームで、ママのカラッとした、それでいて品のあるお人柄ゆえでしょう(しかもとってもハンサムな美女!)、お客様もとても感じのよいかたばかりで、暖かい拍手に、お花まで頂いて、うちの、幸せ一杯で唄わせていただきました。
根が田舎者なので 心斎橋のど真ん中のバーと聞いて、とても臆していたのですが、まるでご近所の小料理屋といった雰囲気(いえ お店の内装などはとてもお洒落なんですよ。でもなんていうかホンワカした暖かい空気があるのです。)が なんとも落ち着くのでした。
わたくし、思春期には(あーかれこれ100年ぐらい前ですかね) 毎日深刻な顔をして日記を綴る、暗ーい少女でした。そんな少女にとって、日記帳と筆記具の選定は、一大事であったのです。日記帳が残り少なくなると、あちこちの文具店を回って次のものの選定に頭を悩ませたものです。で今でも保管しているものの中でも気に入っているのが(いや、装丁が、ですよ。中身はこっぱずかしくて読めたものではありません。絶対開かない。) 真っ赤な 皮っぽい装丁の日記帳。表紙に刻印されていたのが「Soleil」の文字でした。
今日 お店をみつけて「あ やっぱり それいりじゃなくてそれいゆやん」とつぶやいたとき 赤い表紙を思い出して なんだかキュンとなったうちのなのでした。