最終日。今日は、1週間お世話になったホリディパークともお別れです。
朝ごはんは、ずっとキャビンの中か、キャビンのデッキで食べていましたが、最後の朝食は共同キッチンのなかのテーブルで食べました。
後片付けをして10時にはチェックアウト。飛行機に乗るまではまだだいぶ時間がありますので、テアナウの街でお土産を買ったりしました。
9年前に来たときは、日本はアウトドアブーム(中高年の登山ブーム?)で、日本人ツアー客で街はいっぱいだったのですが、ちょっと寂しくなったかな、日本人は少なかったですね。
クライストチャーチの地震も影響しているでしょうし、数年前に北海道で登山ツアーの遭難事故があったことなんかも影響しているのでしょうか。「山ガール」が流行っていると聞いていたので、スカート姿の登山客に会うかしら、と思っていましたが、山ガールには会いませんでした。
とはいえ、これから現地は1月末ぐらいまでが「夏休み期間」。だいぶ賑やかになってきていて、駐車スペースも一杯でした。
お昼ごはんは、レストランに入ろうか・・・と話していたのですが、結局は「やっぱり湖がいい!」ということになって、テイクアウトのものを買って、湖のほとりに足を投げ出して食べました。やっぱりこれが最高!
余裕を持って出発し、空港の街QueenstownにあるWakatipu湖畔でも休憩
こっちはWakatipu湖 天候もよかったので、特に湖がきれいでした。
ああ、ここでも釣りしたい。トローリングのボートがたくさん出ていました。
Queenstownから国内線でAucklandへ、Aucklandから国際線で関空へ。
初日の出とともに帰国、今回の旅は終わりました。
美しい川で竿を振ったし、大きな魚もキャッチしたし、キャンプもしたし、料理も楽しかったし、事故も病気もなかったし、最高の旅でした。
もう、次の旅を夢見ているうちのです。
****番外編***********
国際線の飛行時間は約11時間。
なかなかの苦行であります。NZ航空は、機内食が美味しい方だ、と皆さんおっしゃいますし、機内のテレビでも紹介していましたが、凄腕のシェフや、ワインのアドバイザーが、少しでも美味しいものを提供しようと頑張っておられるのですから、あまり文句を言ってはいけないのですが、やっぱり、「チョー旨い!」とは言いがたい。
で、帰りの飛行機の中で、ちょうど食事のときに、映画を観ていたのです。(座席ごとにテレビがついているので、好きな映画を観ることができます。)日本映画「極道めし」。はじめ洋画を見ていたのですが、隣でパートナーが見ている映画の映像が、あまりにおいしそうなので、気になって、途中からそちらに変えました。
刑務所に入っている人が、「今までで食べた一番美味しいめし」の話をして、聞いている人の喉が「ゴク!」と鳴る数を競って、一番になった人は、正月にでる、おせち料理のおかずを、他の人から一人1品取り上げることができる・・・という話でした。
炊きたて熱々のご飯に焼いたコーンとバターを乗せて、地鶏が産んだばかりの卵と醤油を落とした卵かけごはん、菜っ葉とネギの味噌汁・・・。
スキヤキの最後に食べる焼き饂飩・・・。
うちのの喉もごくっと鳴っています。
しばらく日本食は食べていませんからねー。
その映像を見ながら食べる機内食の味気なさはまた、格別でございました。
帰国後、しばらく和食が続いたことは言うまでもございませんね。
いえ、機内食だって美味しくいただきましたよ。
****番外編でした。*********