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NZ釣り旅行 その6

17 1月

初めてニュージーランドで釣りをしたとき、現地在住の友人が、ガイドを手配してくれていて、友人、わたしたち夫婦、フィッシングガイドの4人での釣行でした。あちらのフライ・フィッシング(そのときは、フライも挑戦していて、わたしはフライに関しては初心者でした。)では、サイト・フィッシングといって、先に魚を見つけてから釣るのが一般的であること、ガイドなら、その日のコンディションが良いであろう川に確実に連れて行ってくれること・・など、はるばる日本から釣りにやってくる二人に、ぜひとも魚を釣らせてあげよう、という友人の心遣いでした。

もちろん、そのときの釣りも楽しかったのですが、2回目に行くときに、「せっかく釣りを楽しむなら、地図とにらめっこして、あちこち移動して、いい川を探して・・・という釣りのほうがいい。たとえ魚がキャッチできなくても!」と我がチームの意見は一致しまして、以来ガイドは雇わずに、ずっと自分たちで探し、移動し、釣りをしています。日本ではもちろんそれが当たり前ではありますし。

もちろん、これは完全に個人の趣味の問題。ガイドと楽しむ釣りを否定するものではありません。運転免許をお持ちでない方や、釣りはほとんどしたことがないけれど、せっかくニュージーランドに来たのだからやってみよう、という方には断然ガイドを雇うことをお勧めします。また、ガイドをお願いすると、ちょっと自分たちでは行けないような場所へ、4WDやボートやヘリで連れて行ってもらえる、というのは魅力です。

実は、今回とは別の地域ですが、ずっと行ってみたいと思っている川があって、4WDでなら行ける、ということだったので、一度チャレンジしたものの、すさまじいラフロードに(とても『道』と言えるようなものではありませんでした。)断念し、あとはヘリかボートしか手段がなく(そんな場所ですが、行った先には人が住んでいるんですよー!びっくりですねー。)宿泊したホリディパークの人に頼んで、ガイドをしている人に、「ボートで釣り場に放り込んでもらって、釣りは自由にさせてもらい、翌日迎えに来てもらうということが可能か」問い合わせてもらったのですが、風の強い地域でもあり、約束した日、時間にボートが出せるとは限らないし、事故のときに連絡が取れない、などで難しい、と言われました。特に帰国の日が決まっている旅行者相手では、そんな無茶は出来ないでしょうね。

それでそのときは諦めたのですが、やはり「どうしても行きたい!」と考えている人は多いようで、ネットでその川まで野営しながら2日がかりで歩いて行った、という体験談が載っていて、いやーすごい人がいるもんだわ・・・と。その人は、経済的な理由からの苦渋の選択であったようでした。ガイドを雇うと、大体1日2万円ぐらいかかりますから。釣り場の選定、移動手段、お昼ご飯などの食事、それに釣りのガイド、みんなお願いするのですから、決して高いとは思いませんが、やっぱり・・・ね。少々贅沢ではあります。)

ということで、前回行っていない、初めての川にも行くべきよね、ということになりました。さすがに、短い旅の日程で、2日歩いてでも!という情熱はなく、車で1時間で行くことができる川(えへへ・・・)。A川は、O川、M川、W川と並んで、あのあたりの地域を代表する川だと思うのですが、どうしてだか、日本の釣り雑誌などで見たことはありませんでした。で、今まで全く候補に上っていませんでした。バイブル本にしている、Tony Buschさんが書いた『Trout Fishing: A Guide to New Zealand’s South Island』 では、この川を 絶賛しています。これは行って見なくては・・・。釣りに行くときには、必ず訪れる地域の5万分の1の地図(等高線の入ったもの、日本だと国土地理院の地図ですね。あちらもおなじようなTopo Mapというのがあります。)を事前に入手して携帯するのですが、Tonyさん推奨の場所の地図は持っていません。スポーツショップにも行ってみましたが、ありませんでした。仕方がない。今回は大雑把なツーリングマップだけで我慢です。(これ、山の中に入る場合は絶対ダメですね。)
P1020855
Topomap毎回たくさん持っていくので重いのですが、これは欠かせません。

さて、まず最初のポイントに・・。農場の中に入って、河原へ出ました。Black-billed gullというカモメの一種が沢山見えます。このgull、テ・アナウ湖周辺にも沢山いますが、屋外のカフェや、ピクニックテーブルで、食べ残しなどを狙うので少々嫌われております。
「魚でも取っているのかな・・・。近づいたら、あれがいっぺんに飛び立つかしら・・・」
と思いながら、釣りの支度を整えて、川に近づいていきました。すると、gullの群れから、10-20羽ぐらいが飛び立ち、こちらに向かってきます。じっとしている鳥たちも、ガーガー騒いでいます。頭すれすれまで急降下してきたり、明らかに威嚇してきます。顔がめっちゃ怒ってる。眉が(ないけど)つりあがってましたねー。
それ以上近づくと頭をつつかれそうです。まるでヒッチコックの「鳥」のよう。これはダメだわ、と退散です。

どうやら卵を暖めていたか、雛がいたか、のようです。じっとしているのは雌だったのでしょうか。
2011.12.29-02
gullの大群、彼らの向うに川は流れているのですが・・・。

これはかわいそうなことをしてしまいました。
竿を一度も振らぬまま、ポイント移動です。最後に入ったのは、OTAUTAU(発音はオタウタウですが、「唄うたう」みたいだとすっかり気にいてしまったうちの。単純。)という小さな街の近く。Tonyさんの本に ”It would be impossible to find a more perfect section of dry fly fishing water in New Zealand” とあるとおり、本当に美しい流れでした。しかも魚影が濃い!管理釣り場?と思うほど魚が見えます。

2011.1230-01 
結局その日は、何度か移動をしたのと、雨が少し降ったりで、実際に竿を振っていた時間は短く、魚は大型が掛かったりしたものの、キャッチできなかったのですが、パートナーもわたしもすっかりA川が気に入ってしまって、釣り最終日となる翌日も、A川(入川ポイントは別の場所)に行くことに決めました。

ということで、釣果のなかったその日の夕食は・・・
2011.12.29-08
スパゲッティナポリタン(ニュージーランドではこれ、何て言うのかな?)と、グリルで焼いた生ソーセージ。(またまたラム肉&ローズマリー)
ボリューム満点で大満足でした。

さて、次はいよいよ釣り最終日。旅も終わりに近づいています。ぐすん、寂しいよう・・・。

 
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投稿者: : 2012/01/17 投稿先 旅行

 

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