Mクアトロでのライブにお越しくださった皆様、ありがとうございました。
3年ぶりの寺地さんとの共演で、新曲もたくさんあったのでかなり緊張しました。
今回、せっかく寺地さんのクラシックギターとご一緒させてもらうので、ギターの音色と自分の声を生かすことができるもの・・・と考えての選曲だったのですが、楽しんでいただけたでしょうか。
1セット目はスタンダードジャズ
2セット目には、スタンダードジャズ+「ブラジル音楽のコーナー」
3セット目には、スタンダードジャズ+「武満徹ソングのコーナー」
という構成でお送りしました。
寺地さんの、ギターの繊細な響きに包まれて、幸せでございました。
あ、でも寺地さん、2コーラス目には必ずやぐいぐいと何か「仕掛けて」こられ、のほほんとはしておられません。たっぷりスリルも味あわせていただきました。
そうやってやり取りさせてもらえる、というのがライブの醍醐味ですね。もっともっと敏感に、かつフレキシブルに反応して、こちらからも「仕掛けて」いくことができるようになりたいです。
今回の衣装は(また)インドの古着。古着は1点ものなので、いいものが出ていないか、いくつかの決まったお店をいつもリサーチしています。
6時ごろから入って、音あわせをしていましたら、ママが寺地さんに「ヤモリ触るの怖くない?台所にいるんだけど・・・」と言います。ヤモリと聞いて俄然張り切るうちの「はーい、はーい、わたし、怖くないでーす」と立候補。厨房の流しにいたヤモちゃん(体調8センチぐらい。少し茶色のはいった薄灰色)をそっと手の中に入れて、テラスに出してあげました。ぽよぽよとしたはかなげな感触(ヤモリはぬめりはありません)。つぶらな瞳。
可愛かったわあ・・・・。
随分準備をしたつもりでしたが、Estrada Brancaも、Retrato em branco e pretoも、武満も、まだまだ納得できるものではありませんでした。
明日からまた精進いたします。