本年最後のChristina先生のレッスン、レッスンの前に、自分で訳したAMAZONASの歌詞を見ていただきました。"Vou armar a minha rede" という部分、辞書を頼りに訳すと「わたしの網を広げて」、続く歌詞が、「黒髪の女性が僕を包むだろう」。。。????網を広げてって・・・・・?
これは「ハンモックを吊る」ということだったのでした。アマゾンではハンモックで寝るのはごく一般的なことなのだとか。もちろん、「網を広げて」という訳は間違いではなく、そう訳す場面もあるわけですが、やはり文化を理解していかないと、こういうところはわからないですね。勉強になるなあ。
ということで、うちの訳のAMAZONAS

アマゾンに帰る潮時だ
都会でSaudade(郷愁)に涙してきた
川のような僕の悲嘆の涙は
海になってしまうほどだ
帰ろう
僕の唄に寄り添うバイオリンと一緒に
ひとり孤独な道を歩いていこう
悲しみを忘れるために唄いながら
ハンモックを広げて
黒髪の女性が僕を優しく寝かしつけてくれるだろう
そんな夢を見る
青サギが自由に飛び立つように
僕も自由に夢を見る
カヌーで川を行こう
夢見ることができるすばらしい人生
小屋を建てよう
そこで黒髪の女性と生きる、そして愛する
自由になりたい
アマゾン川が自由に駆け回っているように
カヌーはアマゾン川の波に揺られて進む
流れに任せて海へ行こう

レッスンのほうは、少しは上達しているんでしょうか?すぐに「スミマセン!」と言っては、前にとったノートをめくるわたし・・・。見たら「あ、そうそう、そうだった」と思い出すのですが・・・。なかなか頭に入らないですねえ。
宿題も出してもらって、また来年。来年の最後のレッスンでは、もっともっと上達していたい、と思います。
夜は、テレビで沢田研二のライブを見ていました。ジュリーって、わたしが物心ついたときにはもう大スターでした。今年還暦だそうです。コンサートに行ったり、レコード(ま、レコード時代が長かったわけですから・・・)を買ったことはありませんが、ファンだった・・と言ってよいと思います。「危険な二人」という曲がレコード大賞(多分大賞だったと思う)をとったとき、まだ子供でしたが、そのころからテレビにジュリーが出てくると、食い入るように見ていました。
なんといっても、あの独特の声、歌唱力。唯一無二。すばらしい・・・。どんな変な(変、と言うと失礼ですが、TOKIOとかカサブランカ・ダンディとか、初めて聞いたときはなんてヘンな唄!っって思いました)曲でも、完全に自分のものにしてしまう。ジュリーが唄った唄をカバーするのは簡単なことだと思うのです。でも最初にこのように唄う、その感性は、”誰もが持っている”というものではないと思うのです。話が飛ぶけど、そういう意味では山本リンダさんも、尊敬するなあ・・。
しかも昨日見たライブは7時間で80曲を歌うというもの、ひえー!!
最後の曲は知らない曲でした。さすがに動きがかなり緩慢になっていたジュリー、だけど声がぜんぜんヘタってない!うーん、怪物だ。
フツー枯れて声出なくなると思うんですよね・・。特にあんなに大きな場所で歌ったら・・・わたしなんかもう5曲ぐらいでだめかも。
鍛え抜かれた声、自分の声をコントロールする力、精神力・・・。
ちょっぴり太ったジュリーが神々しく見えました。
「時の過ぎ行くままに」という唄が一番好き。歌謡曲の「完成型」だと思っています。
ありがたい番組を見せていただきました。
オマケ
高校生のころ、今はジュリーの奥様である田中裕子さんに、似ているとしょっちゅう言われました。(たこがさあ。。。言うのよ。。。という缶チューハイのCMが流れていたころです)
どこかのお店で、見ず知らずのひとに突然言われたことも。社会人になって、化粧をするようになったら言われる事はなくなりましたが。
でも、わたくし、「寅さん」に似ていると言われたこともあります。トホホ・・・。じゃ、寅さんと田中裕子は似てるんかい???