古布が好きで、オールドタイシルクのパートゥンを何枚か持っています。国や地域によってサロン、と言ったりバーシンと言ったりしますが、要するに筒状に縫い合わせたスカートのこと。
身体にぐるっと巻きつけて着るのです。けれど、全くの直線で作ってあるので、なかなか上手くフィットしません。最初に買ったときは、着た姿が、お店の写真で見るのとぜんぜん違うのでがっかりでした。
そこで、考えたのが、ちょっとしたお直し。巻きスカートの型紙を使うことにしました。
脇と前後のサイドにダーツをとって、紐を取り付けるだけ。端がしっかりしている場合は、二重になる部分には紐はつけません。紐をぐるっと後ろから左にまわして、前で折りたたんだ布と左脇で結べば、ずれてくることもありません。家庭科2の実績のあるわたしでも出来ました。自分で手を加えたということで愛着もひとしお。3着も作っちゃいました。
・・・・。唐突ですが、久住 昌之という漫画家(大昔、タモリクラブという深夜のテレビに出ていた)のエッセイ「工夫癖」をご存知でしょうか?変なひらめきで、いろんな発明や改良(といってもとてもしょぼいものばかり)をしては家族を困らせるお父さんの話です。ツボにはまれば、おなかが痛くなるほど笑えます。
ちょっと似たところあるかも・・・!とふと思ってしまった・・・。
