バカラックのコンサートは1曲目からもう、涙うるうるでした。美しいメロディー、素晴らしい歌唱、ゴージャスな編曲、たくさんの生楽器…昔は当たり前だったことが、今では涙するほどに貴重なことだというのはちと悲しいことではありますが…。
惜しむらくは、ドラムが一部、打ち込みだったこと。やけに音量の大きい打ち込みのドラムを引き継いで生ドラムに…うまくつないではいましたが、やはり機械と一流のドラマーでは、違いがくっきり。(機械といっても、そのドラマーさんの叩いたものをサンプリングしたのかもしれませんが、同じものをリピートすると、やはり不自然。)
指揮者がいない、オーケストラが普段POPSをやっていない…など、理由はいろいろあるのでしょうけれど…、わたしとしては残念なところでした。
とはいえ、素晴らしい舞台でした。唄は、ご本人は少しだけで、女声2+男声1がコーラスしたり、ソロで唄ったりするのです。その3人がまた第1級!特に、低いパートの女性シンガー、神々しいほどの声のコントロール、そしてリズム感!
今日は、一人ででかけたのですが、なんと師匠谷けいこと唄なかま3人も会場に来ていたことがわかり…合流して、幸せな気分を皆さんで共有。
とにかく、とってもとっても幸せなひとときでした。