仕事の関係で、関西歌劇団のラ・ボエーム(縮小版)を2幕まで、見せていただきました。ラッキー!
舞台の上にもうひとつ舞台を作って、その上と周りで芝居を、手前に弦楽5名、フルート、オーボエ(多分、見えなかった。見えなくても聴き取れよ!いや、面目ない)、ピアノという編成。ナレーター役の方が解説を加えながら、ハイライトシーンを見せる・・というもの。全体を1時間ほどにまとめてあります。
オペラには決して詳しくはないのですが、声楽の師匠のところで、オペラアリアも教えていただいていたので、少しかじりました。なかでもラ・ボエームは、生の舞台では見ていませんが、メトロポリタン歌劇場のテレサ・ストラータスがミミを演じた劇場版と、フレーニがミミを演じた映画(?)版の2本のビデオを見たのでなじみがありました。どちらもフランコ・ゼッフィレッリ演出。フランコ・ゼッフィレッリ監督って、映画の「ロミオとジュリエット」「エンドレスラブ」でしか知らなかったのですが、オペラの監督もやる人だったのね・・・。
大仰なセットや衣装のオペラよりも、ボエームのようなストーリーで魅せるものの方が、唄に集中できて好きです。(オペラはそもそも唄に集中するものじゃないですね。だからいまいちオペラに入れ込めないのでしょう。ミュージカルにしてもしかり。ミュージカルからのスタンダードをたくさん唄っているのに、”ミュージカル好き”では(今のところ)ないのです。ダンスも好きなんだけどなあ。いっぺんにいろいろ・・というのが性に合わないのでしょうか?)
縮小版であっても、やっぱり生で見るのはよいですね。最後まで見たかったなあ。仕事の一部で、すべてを鑑賞するのが目的ではなかったので、そうも行きません。
わたしは、2幕のムゼッタのアリアが好きなので、そのシーンを見ることが出来たところまでで我慢です。
いつか、ボエームの舞台が近くに来たら、ちゃんとチケットを買って、是非見に行こうと思いました。
あっちもこっちも、個人のお宅でクリスマスイルミネーション、すごいですねー。夜道を歩くのが楽しみです。
ご近所さん大賞!!